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グループ一体ですすめる環境負荷の低減

リデュースとビジネスの両立

丸井グループでは、2010年より「循環型ファッション」という取り組みを通じ、衣料品・シューズの下取りによるリユース(再販売)を実施してきました。また、下取りで来店されるお客さまのシューズへのお悩みをおうかがいし、お客さまのサイズに合った「履き心地」と「デザイン」の両立を重視したプライベートブランド「ラクチンきれいシューズ」の開発に役立ててきました。「ラクチンきれいシューズ」は、お客さまとの商品企画会議をはじめ、オリジナル木型サンプルの開発を通じて、対応する足サイズを拡大し、お客さまのお悩みにお応えしてきました。これにより、痛くて履けずに捨てられるなど、お客さまのニーズに沿わない無駄な商品はつくらないことで、廃棄物を元から減らす「リデュース(発生抑制)」へ取り組みを拡大し、社会的課題の解決をめざしています。また、自主企画商品のライフサイクルの環境負荷を商品に表示していくことで、より環境にやさしい商品をお客さまに選んでいただけるよう、ライフスタイルの提案も行っていきます。

「循環型ファッション」の取り組み

社会貢献 1991年~ 「愛の救援衣料」活動を開始
本業を通じた
社会貢献
「循環型ファッション」の取り組みスタート
2010年5月 「衣料品の下取り」開始
「FUKU-FUKU プロジェクト」参画
9月 マルイ店舗でのリユース販売「チャリティーバザー」開始
2011年3月 東日本大震災
4月 「被災地支援下取りチャリティー」開始
5月 被災地での「衣料品無料提供イベント」開始
2013年5月 被災地でのリユース販売「チャリティーバザー」開始
12月 「婦人靴の下取り」実験開始
「本業=社会貢献」
の実現へ
2014年9月 当社の社会貢献活動の新たな名称を「マルイミライ」と命名
それにともない「下取りチャリティー」を「マルイの下取り」へ
「チャリティーバザー」を「リユースマーケット」へ名称変更
お客さまの足に合ったシューズを提供する「リデュース」の取り組みスタート
2014年12月 「第11回エコプロダクツ大賞」にて「エコサービス部門
エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞」を受賞
2015年5月 「第3回日経ソーシャルイニシアチブ大賞」
東北部門ファイナリストに決定
丸井グループがすべきことをグループ横断で考える
「マルイミライプロジェクト」スタート
2020年3月 「マルイの下取り」、「リユースマーケット」終了
2021年5月 サーキュラーエコノミーの実現に向けたインパクトKPIを公表

衣料品・シューズの下取りと「リユース」

日本では、年間約100万トンの衣料品が廃棄されているといわれ、衣料品が「リユース(再使用)」または「リサイクル(再資源化)」される割合は3割未満とされています。そこでマルイ店舗では2010年から2020年3月まで、お客さまとともに「社会へのお役立ち」につなげていくプロジェクトとして、お客さまが不要になった衣料品やシューズをお預かりする「マルイの下取り」を実施いたしました。お預かりした品物は「リユース」として販売、もしくは被災地支援や途上国支援としてお役立ちにつなげ、衣料品やシューズの廃棄物の発生を減らす取り組みを行いました。

つながるプロジェクト「マルイの下取り」

2010年より2020年3月までマルイ各店で「衣料品・シューズ下取り」を実施し、お客さまから累計約661万点の衣料品・シューズをお預かりしました。お客さまが使用されなくなった衣料品・シューズをマルイの店舗で1点につき200円の割引券と交換する形で下取りし、その後グループ会社の株式会社ムービングでアイテム別に分類、衣料品・シューズの状態やニーズに応じて有効活用しました。

  • マルイ店舗の会場にて受取り(2010年~2020年
    3月)
  • お預かりした衣料品・シューズは商品センターで分類・メンテナンス(2010年~2020年3月)

東北復興商店街でのリユース

丸井グループでは、2011年に発生した「東日本大震災」の直後から、「衣料品提供(寄贈)イベント」を通して、東北復興支援活動を行ってきました。そして、震災から3年目を迎えた2013年5月より、これまでの「生活支援としての衣料品提供」から、「復興に向けた自立への支援」へ活動を進化させ、新たな復興支援として、宮城県の女川と南三陸の2つの地域で「復興商店街等でのリユース品販売」の支援活動をスタートしました。商店街では衣料品店を営む方々を中心にリユース品を販売していただき、近隣にお住まいの方にお買物とファッションを楽しんでいただきました。

  • 宮城県本吉郡南三陸町伊里前(いさとまえ)
    ハマーレ歌津内の店舗にて再販売を実施
  • 宮城県牡鹿郡女川町
    まちなか交流館でリユースマーケットを開催
  • 宮城県牡鹿郡女川町
    まちなか交流館でリユースマーケットを開催
  • 宮城県牡鹿郡女川町
    衣料品店にて再販売を実施

無駄な商品をつくらない「リデュース」

丸井グループが考えるモノづくりは、一人ひとりの身体的特徴に合った商品をつくることです。そのために私たちは直接お客さまのお悩み・ニーズをうかがい、お客さま参画型のモノづくりをおこなっています。シューズにおいては、購入後に履き心地やサイズが合わずに捨ててしまう商品が多いことが、お客さまアンケートによりわかりました。そこで丸井グループでは、「履き心地」に加え、足サイズを100%カバーするサイズ展開へと拡大し、すべてのお客さまにとっての「ぴったり」を提案することで、無駄な商品をつくらない「リデュース」の取り組みをすすめています。

このサステナビリティサイトは、色覚障がい者の方々に配慮しています。

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