インクルーシブな店づくり
接客サービスの向上
お客さま一人ひとりのライフスタイルのちがいや身体的特徴など「多様性とは何か?」「すべての人が楽しく過ごせる環境とは何か?」を『考える機会』と、すべての人が楽しく過ごせるために知っておきたい『知識』を学ぶことで、接客(ハート)面からも安心して楽しくお買い物していただける環境づくりに取り組んでいます。
ダイバーシティ研修(サービス介助研修・LGBTQ研修)
サービス介助・LGBTQに関わる必要な基礎知識や考え方を学ぶことで、すべての人が快適に楽しく過ごせる環境を考え、実践につなげています。コロナ禍の状況をふまえ、1人でも多くの社員が受講できるよう2020年10月より、集合研修からオンライン動画研修に変更しました。
- マルイグループネット内ダイバーシティ研修ページ
ユニバーサルマナー検定
多様な方々と向き合うためのマインドとアクションを学ぶ機会として、一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会が運営する検定です。障がいのある講師がカリキュラムを監修しているため、安全面だけではなく「心地の良い」「喜んでいただける」洗練された応対を身につけることができます。2016年の受講スタートから、のべ5,028名(2021年3月末時点)の社員が3級の認定を受けています。
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3級認定を受けた社員
AED全店配備と救命技能講習の実施
お客さまへの安全の備えとして、マルイ全店舗にAED(自動体外式除細動器)を配備しています。グループ会社の株式会社マルイファシリティーズでは、2008年6月に小売業初となる「救命講習インストラクター資格」を取得、通常消防署で実施する「普通救命技能認定講習」をグループ内で開催できるようになりました。
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普通救命技能認定講習の様子
消防/震災訓練の実施
営業店をはじめ、丸井グループ各社では消防訓練を年2回、震災訓練を年1回実施しています。訓練を機会に社員一人ひとりの防災意識を高め、お客さまに安心してお買物いただけるような環境づくりにつとめています。
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- 中野マルイ
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- マルイシティ横浜
お取引先さま安全大会
内装・仕上工事を行うグループ会社の株式会社エイムクリエイツでは、毎年6月にお取引先さまをお招きし、「安全大会」を開催しています。2020年はオンラインで開催し、100社約200名のお取引先さまにご参加いただきました。同社の工事にあたり、安全に取り組んでいただいたお取引先さまの表彰や、施工中の事故事例や安全実効策などの取り組みを紹介し、お取引先さまとともに安全確保と事故防止につとめています。
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第26回(2016年)安全大会
「ダイバーシティ&インクルージョンプロジェクト」の取り組み
日本の未来と丸井グループの役割を
グループ横断で考える
丸井グループ公認の社内プロジェクト「ダイバーシティ&インクルージョンプロジェクト」は、年齢・性別・身体的特徴などを超え、すべてのお客さまに楽しんでいただける商品・サービス・店舗のフロントランナーをめざし、2015年に発足した「マルイミライプロジェクト」と、多様性をより活かしイノベーションを生み出しやすい職場環境の推進をめざして2015年に発足した「多様性推進プロジェクト」が統合して、2018年に始動しました。
「ダイバーシティ&インクルージョンプロジェクト」は、年代や職場を超えた多様なメンバーで構成されており、「すべてのステークホルダーの多様性を受容することで、一人ひとりが尊重され、すべての人がしあわせを感じられる活動を推進する」というミッションの実現に向け、主体的に活動しました。
プロジェクトのメンバーは1年ごとに入れ替わるため、知見を蓄え意識改革を行ったメンバーが毎年創出され、ビジネス革新を起こしやすい企業風土が構築されました。
「インクルージョンフェス」を開催
インクルーシブで豊かな社会の実現に向け、丸井グループの取り組みに対する共感の輪を社内外に拡げていくために、2017年から「インクルージョンフェス」を開催しています。
3回目の開催となった2019年は、2日間で社員やその家族、お取引先さまなど約1,400名が参加し、特別トークイベントやワークショップ、ブースなどを楽しみながら体験していただきました。
4回目の開催となった2021年は取り組みを進化させ、すべてのステークホルダーの皆さまに店舗とオンラインで体験していただけるイベントとなりました。
このサステナビリティサイトは、色覚障がい者の方々に配慮しています。