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ビジネスモデル

2021年11月現在

丸井グループは創業以来、時代やお客さまニーズの変化にあわせて小売・金融一体の独自のビジネスモデル・事業構造を革新、進化させ続けてきました。創業時の商売は家具の月賦販売で、月賦販売というのは、商品の販売と同時にクレジットを提供すること。言い換えれば、小売と金融が一体となったビジネスです。このビジネスモデルは、以後、時代が移り変わり、丸井が扱う商品や店づくりが変化しても、変わることなく受け継がれ、進化してきました。近年は、小売・フィンテックの一体運営はそのままに、成長の主役が小売からフィンテックへ移行しています。

無形資産についての図

丸井グループでは、単年度の売上収益から定期取引に基づく継続的な収益構造へビジネスモデルが転換することによって、お客さまやお取引先さまとの契約に基づく継続的な収益「リカーリングレベニュー*」の構成が高まっています。

* リカーリングレベニュー:お客さままたはお取引先さまとの契約に基づく定期的な収入のことで、小売では店舗の不動産賃貸収入、フィンテックではエポスカード利用により発生するリボ・分割手数料、カードキャッシング利息、家賃保証や年会費などを指します。

三位一体のビジネスモデル

小売×フィンテックに、共創投資と新規事業投資からなる「未来投資」を加えた新たな三位一体のビジネスモデルを推進することで、さらなる企業価値の向上をめざします。また、未来投資をはじめとする無形投資を拡大することで、知識創造型の企業へ進化させていきます。

小売

店舗では、テナントの定借化や飲食・サービスカテゴリーの拡大など、百貨店のトランスフォーメーションに取り組んできました。

今後は、体験価値の提供や顧客とのエンゲージメントの場として店舗を活用する、D2Cブランドなどの独自のテナントを拡大していくことで「売らない店」をめざします。また、アニメ事業や新規事業を中心に、オンラインとオフラインをつなぐさまざまなイベントを創出することで、イベントが来店動機になる楽しい店づくりを進めます。

店舗

関東を中心に22店舗

取扱高

2,292億円

年間入店客数

2億1,000万人

* 取扱高 2021年3月期時点、年間入店客数 2020年3月期時点

重視するKPIの2026年3月期目標

フィンテック

収入や世代を問わず、すべての人が必要な時に必要なサービスを受けることができるのが、私たちがめざす「ファイナンシャル・インクルージョン」です。そのため、まだ収入の少ない若年層のお客さまにも低い限度額でクレジットカードを発行し、ご利用とお支払いをくり返すことで、信用をともに積み上げていく「信用の共創」を創業当時から続けています。さらに、ご利用額の拡大とお付き合い期間の長期化を図る戦略、「家計シェア最大化」で、LTVの向上をめざします。

カード会員数

709万人

取扱高

2兆7,604億円

* 2021年3月期時点

重視するKPIの2026年3月期目標

未来投資

未来投資とは、これまで取り組んできた社内からのイノベーションの創出をめざす「新規事業投資」と、社外とのコラボレーションによるイノベーション導入を図る「共創投資」を合わせた投資領域です。「サステナビリティ」「Well-being」「デジタルトランスフォーメーション(DX)」などによる、インパクトと収益の両立をめざしています。

スタートアップ投資

31社

共創チーム

24チーム212名

新規事業件数

9事業部

* 2021年10月1日時点

丸井グループの事業内容

丸井グループは、持株会社である(株)丸井グループと13のグループ会社および関連会社によって構成されています。小売セグメントでは、商業施設の賃貸・運営管理、衣料品・装飾雑貨等の仕入れ販売、店舗内装、広告宣伝、ファッション物流受託、建物等の保守管理などを行い、フィンテックセグメントでは、クレジットカード業務、消費者ローン・家賃保証、情報システムサービス、不動産賃貸等を行っています。

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